シリーズ8 金乗院の柱が1本短いのは

ページ番号 1037082 更新日  令和5年4月1日


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清水公園の金乗院仁王門の柱の1本が短く途中から石の柱になっていますがなぜでしょうか。金乗院は1398年創建、仁王門は1761年に建立されました。仁王門の建設にまつわる伝説があります。

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その伝説とは、大工の棟梁を困らせようとしたら、逆にやられてしまったというものです。これは、請負大工の棟梁に反感を持っていた者が、困らせてやろうと柱を短く切ってしまいましたが、棟梁は事前に察知し、石の台をこっそり準備して、門を遅れずに完成させました。この柱にはそんな伝説が残されています。

また、金乗院の周辺は自然が豊かですので周辺も散策してみてくださいね。

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清水公園内にある金乗院は室町時代初期の1398年ごろに創建され、朱塗りの仁王門は江戸時代中期で約300年前に再建されました。この仁王門の建設にまつわる伝説では、請負大工の棟梁に反感を持っていた者が、困らせてやろうと柱を短く切ってしまいましたが、棟梁は事前に察知し、石の台をこっそり準備して、仁王門を遅れずに完成させたという、逸話が残っており、仁王門の柱の1本が短いのはこのためだそうです。また、金乗院の裏山には熊笹がたくさん生えていますが、何百年に1度か国に変事が起こると、熊笹の葉に鉄砲の形の模様が現れると言われており、第2次世界大戦の時には、この模様が現れ人々を大変驚かせたと言われています。
【参考文献】市山盛雄『野田の歴史』崙書房1975年


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