ページ番号 1027457 更新日 令和6年2月21日
子どもの足は毎日成長しています。子どもの足の骨は成長途中で柔らかく不安定で、変形などもしやすいので、靴もその点を考慮して足に合ったものを選ぶことが重要です。
「どうせすぐ小さくなる」「もったいない」「成長を見越して買おう」と思って大きめのサイズを選んでしまったことはありませんか。また、いつの間にか小さくなっていることに気づかずにいることはありませんか。小さかったり、足の形に合わない靴は、足の発達を妨げる要因になります。一方、大きすぎる靴は動きづらく転びやすいためケガにつながってしまいます。
足と靴のかかとをきちんと合わせた状態で一番長い足指の先から靴の先端まで、5mm程度が目安です。また、中敷きがとれる場合は中敷きに合せて確認すると良いでしょう。
身体はかかとが土台となって支えている構造になっています。かかとが左右に傾かないために、かかとのおさえがしっかりしているものが良いでしょう。かかとの押さえが柔らかすぎると骨が左右に傾いてしまい足の変形・O脚、X脚、扁平足などの原因になることがあります。
つま先の部分には適度な余裕が必要です。足の指が靴の中で自由に動くものが良いでしょう。幅がきつく足の指が重なっているとバランスが取りづらくなってしまいます。
靴底が硬すぎるものは地面を蹴りづらくなり、足をスムーズに前へ出しづらくしてしまいます。
靴は地面からの衝撃を緩衝し、足を守ります。靴底の薄すぎる靴は足を痛め、厚すぎる靴は子どもの足の発達を妨げます。
[画像]靴選びの画像(34.6KB)子どもの足は、歩き始めるとどんどん大きくなりますので、頻繁にサイズがあっているかどうかチェックしましょう。靴が極端に型くずれしたり、異常に早くすり減ったりする場合には靴が合っていないことも考えられます。また、よくつまづく、歩き方が気になるなども何か靴の問題や身体的な問題があることの現われかもしれません。子どもの足を守り、良い足の発達のためにもお子さんの靴を見てみましょう。
理学療法士
このページには添付ファイルがありますが、携帯端末ではご覧いただけません。
添付ファイルをご覧いただく場合は、パソコン版またはスマートフォン版ホームページをご覧ください。
健康子ども部 保健センター
電話(母子保健係):04-7125-1188
電話(健康増進係):04-7125-1189
Copyright (C) City Noda, All Rights Reserved.