関宿城博物館「昔のくらし展」を訪ねて

ページ番号 1025270 更新日  令和6年2月21日


千葉県最北端の小高い堤防の上に、関宿城博物館はあります。建物は、かつての関宿城の天守閣を再現したものです。

[画像]関宿城博物館の画像(78.1KB)

「川」と共に生きる

博物館では、川の歴史を学ぶことができます。江戸時代に行われた河川工事の様子や、洪水に対する土木技術と人々の暮らし、川によって栄えた交通と産業の様子が模型で再現されています。実物資料もたくさん展示されており、野田や銚子の醤油、佐原の酒、流山のみりん、猿島のお茶などが、外房の荒波と風の影響を受けることなく高瀬船で江戸に運ばれた当時の様子を知ることができます。

[画像]水塚の模型(60.0KB)

昔のくらし展

今回の訪問の目的でもある「昔のくらし展」は、常設展ではありませんが、毎年この時期に展示をするそうです。展示室には、主に昭和の頃、多くの家庭で使われていた生活用具や農具、遊具が展示されています。電気を使わない木製の冷蔵庫は、上段に氷を入れて下段の食品を冷やす仕組みです。古い道具をじっくり見てみると、その時代に生きた人々の知恵と工夫が感じられます。実際に下駄を履いたりベーゴマを回したりできますので、世代を超えて楽しめそうです。「実はおじいちゃん、ベーゴマ回しの名人!」なんていうこともありそうですね。

[画像]「昔のくらし展」画像(75.8KB)

天守からの眺め

関東平野のほぼ中央に位置する関宿城博物館。晴れた日の天守からは、四方に有名な山々を望むことができます。200年前、関宿藩主も少し離れた本丸御殿からこの景色を眺めたのかもしれません。

[画像]関宿城博物館から見える山々(31.4KB)

川の流れを身近に感じて

土手沿いを散策してみましょう。敷地内には遊具があります。関宿城をデザインしたマンホールも発見しました。この日は天気が良かったので、橋を渡り中之島公園まで足を延ばしてみました。公園内の老木の「こぶし」、今年も咲いてくれるかな?桜の開花も楽しみですね。

[画像]関宿城博物館敷地内の公園(70.7KB)

旅の終わりは

やっぱりお土産!敷地内には、売店があります。ご当地キャラクター「やど助」のグッズはもちろん、野田市の醤油、猿島のお茶、銚子のお煎餅も。「んっ?この品揃え、ひょとしたら江戸時代のころと同じかも。」

訪問当日は、市内の小学生が社会科見学で訪れていました。休日には、ライダーやサイクリストの憩いの場にもなっているそうです。歴史だけではなく、地理や気象、自然観察もできるところ。一年を通して楽しめる関宿城博物館に、みなさんもぜひ訪れてみてください。素敵な発見があるかもしれませんよ。(訪問日:令和2年2月)

子育て支援総合コーディネーター

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電話(健康増進係):04-7125-1189


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