ページ番号 1042355 更新日 令和6年8月7日
野田市駅から歩いて約10分のところに野田市郷土博物館はあります。ベンガラ色に塗られた塀沿いに歩き、武家屋敷を思わせる門を入ると、周囲の賑やかさが静まり青い空に蝉の声が響きました。
[画像]郷土博物館「おしょうゆコレクション」画像-1(190.0KB)今回は、ドールハウスの3匹と一緒に「野田のおしょうゆコレクション」を野田市郷土博物館からレポートします。
野田市郷土博物館は、この時期、1階が「おしょうゆコレクション」、2階が常設展示になっていました。2階の常設展示には、手作業でおしょうゆが造られていた時代の道具の展示があり製造風景がジオラマで再現されています。1階には、機械化が進みおしょうゆが大量生産されるようになったころの道具や資料が展示され、おしょうゆ造りの移り変わりを見ることができます。写真は入口に常設展示されているコンプレッサーです。
見学のポイント!
博物館の2階は常設展示コーナーで、野田市の歴史を見ることができます。ぜひ2階もご覧いただきたいのですが、ここでポイント!1階の「コレクション」展示から階段を上がる時に、手すりから落ちないように左手下をそっとのぞいてみてください。もろみをかき混ぜる道具の「櫂棒(かいぼう)」があり、その下の床が半円形に色が変わっていて仕込み桶の大きさがわかるようになっています。ちょっとだけ当時の職人さんの気分が味わえますよ。(櫂棒は展示のみで手で持つことはできませんので気分だけ味わってください。)
現在、おしょうゆはペットボトル入りが主流で、より軽く持ちやすいように工夫されています。ペットボトルがなかった時代に、どのような物におしょうゆを入れて運んでいたのでしょうか?こちらのコーナーでは、入れ物のコレクションを見ることができます。卓上しょうゆさしも、いろいろな形でユニークです。
[画像]郷土博物館「おしょうゆコレクション」-5(169.0KB)3匹は、ラベルコレクションをじっくり観察中。醤油の樽やビンなどの容器に貼ってあったラベルです。展示期間中、杉の木でできた樽を実際に持ってみることができるとのこと。さて、みなさんは重いと感じるでしょうか、軽いと感じるでしょうか?ぜひ、来館して挑戦してみてくださいね。
写真は、販売店に掲げられていた看板のコレクションの一部です。見覚えのあるマークもありますね。旧字体の文字が時代を感じさせます。看板の掲示のほか、会社のパンフレットを作ったり、社長自らラジオ番組に出演したりと、当時の資料などから、たくさん売るための企業の努力が伺えます。
さて、テーマに沿ってひと通りご案内しましたが、今回レポートできたものは、ほんの一部です。令和6年9月23日(月曜日)まで開催されていますので、この機会に足を運んでおしょうゆのいろいろなコレクションと野田市の今昔物語を実際にご覧ください。また、野田市郷土博物館の展示と同時期に、「キッコーマン食文化研究センター、上花輪歴史館、東京理科大学 なるほど科学体験館」でも、おしょうゆについてのイベントが開催されています。あわせてご覧いただくことで、よりおしょうゆが身近で美味しいものに感じられるかもしれません。
野田市郷土博物館オリジナル缶バッチのガチャガチャを発見!当館のキャラクター「ドグウのミミー」の缶バッチは全部で7種類。さあ!君は何ミミーに出会えるかな?
博物館に隣接した市民会館は、今年築100年を迎える旧茂木佐平治氏の邸宅で、開館時間内であれば見学可能です。国の登録有形文化財ですので、忍者屋敷ではありませんが、忍びの気分で静かに見学することをおすすめします。
「いろいろな入れ物やマークがあったね。」
「卵ご飯におしょうゆをかけるとき、今日のことを思い出すと思う。」
「100年前のお風呂にシャワーがあったー。」
「ねえ、このあと茂木佐公園に行こうよ。」
「うん、ブランコ乗りたい。」
「セミいるかな。」
3匹も楽しめたようですね。
子育て支援総合コーディネーター
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