防災ハンドブック(避難生活における健康管理)

ページ番号 1008959 更新日  令和6年8月28日


東日本大震災のような大規模災害が発生すると、避難生活は相当の長期化が予想されます。不自由な避難所生活においても、できるだけ普段の生活を取り戻すつもりで、体をこまめに動かしながら体調管理に注意しましょう。

感染症予防

集団生活をする避難所では新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症が広がりやすくなります。

エコノミークラス症候群予防

 エコノミークラス症候群とは、長時間足を動かさないでいることで足の静脈に血栓(血の塊)ができ、歩き出した後などに血栓の一部が血流に運ばれて肺や脳の血管をふさいでしまう病気です。肺栓塞や脳卒中を発症するおそれもあります。長時間飛行機に乗った場合などに見られることからこの名がついています。避難生活ではできるだけ体を動かすようにしましょう。

一酸化炭素中毒予防

 車の中に避難している場合には、空調のためにエンジンを回したままにしていると一酸化炭素中毒の危険性が高まります。狭い屋内でストーブなどを使う場合も同様です。新鮮な空気に入れ替えることが重要です。

車中避難及び車中避難場所

分散避難の方法のひとつとして車中避難があります。市では市内の浸水想定区域外に大きな駐車場を持つ民間事業者と協定を結び、市が避難情報を発した際に協力事業者の駐車場を車中避難場所として開設します。なお、車中避難の際は、エコノミークラス症候群や一酸化炭素中毒などに注意しましょう。

このページに関するお問い合わせ


市民生活部 防災安全課
電話:04-7123-1083


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