ページ番号 1043085 更新日 令和6年11月13日
みなさん、歳を重ねても自分の脚で自由に歩きたいと願っているかと思います。自分の脚で生活することは、日常生活の質や独立性を保つ上で重要です。歩行能力を維持したい方にとって、下肢の筋力は非常に重要です。その中でも特に、下腿三頭筋の役割は重要です。下腿三頭筋は、いわゆるふくらはぎの筋肉であり、腓腹筋とヒラメ筋で構成されています。歩行時には、踵を上げて足を蹴りだしたり、歩幅を制御したりする役割を果たし、歩行のスピードやバランスに関与しています。そのため、下腿三頭筋の筋力低下が起こると、歩行時の推進力が減少してしまうことや、つま先が地面や段差にひっかかりやすくなって転倒しやすくなります。また、ふくらはぎの筋肉である下腿三頭筋は下肢の血液を心臓に送り返す筋ポンプの役割もあり、全身の血流循環にも影響が及びます。このことから、下腿三頭筋の強化は筋肉だけではなく、全身のメンテナンスにも良い影響を与えます。そのため、つま先立ちになるトレーニングである、カーフレイズなどを実践して、下腿三頭筋の筋力を向上することが推奨されています。
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福祉部 高齢者支援課 高齢者支援係
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