ダニ媒介感染症に注意してください

ページ番号 1016754 更新日  平成30年6月11日


ダニ媒介脳炎は、ウイルスを保有するマダニに刺咬されることによって感染する疾患で、平成30年5月31日に北海道旭川市にて国内で5例目のダニ媒介脳炎患者の発生が確認されました。いずれも、北海道において発生が確認されています。

約7日から14日の潜伏期間を経て、発熱、筋肉痛等のインフルエンザ様症状や、痙攣(けいれん)、眩暈(めまい)、知覚異常等を起こす髄膜脳炎を発症する場合があります。

日本ではあまり知られていませんが、世界では決してまれな病気ではなく、毎年、6000人以上の患者が発生しており、中央ヨーロッパおよび東ヨーロッパの多くの国々で流行しています。日本国内においては、北海道の一部地域のみでしかダニ媒介脳炎のウイルスを保有しているマダニは確認されていませんが、マダニが媒介する感染症は他にもあり、地域を問わず、マダニ対策は必要です。

ダニ媒介脳炎に特異的な治療方法はありません。マダニにかまれないように注意しましょう。

1.マダニとは

マダニは,森林や草地など屋外に生息する比較的大型のダニ(食品等に発生する「コナダニ」やじゅうたんや寝具に発生する「ヒョウヒダニ」など住宅内に生息するダニとは種類が異なる)で,ダニ媒介感染症(ライム病・回帰熱・日本紅斑熱・ダニ媒介脳炎・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)など)の原因となる病原体を保有していることがあり,ヒトはマダニに咬まれることでこれらの病気に感染することがあります。

2.感染経路

ウイルスを保有するマダニに噛まれることによって感染します。
逆に言えば、ウイルスを保有したマダニがいない地域では感染がおきません。
また、感染したヤギやヒツジ等の未殺菌の乳を飲んで感染することもあるとされていますが、ウイルスは72度10秒で死滅するため,殺菌処理された市販の牛乳から感染することはありません。
通常、人から人に直接感染することはありません。
なお、一般的にマダニは沢に沿った斜面や森林の笹原、牧草地等に生息し、家の中や人の管理の行き届いた場所にはほとんど生息していません。

3.予防方法

マダニに咬まれないようにすることが、最も重要です。草の茂ったマダニの生息する場所に入る場合には,長袖,長ズボン、足を完全に覆う靴(サンダル等肌を露出するようなもの避ける。)、帽子、手袋、首にタオルを巻くなど、肌の露出を少なくすることが大切です。
虫よけ(忌避剤)の併用も効果が期待されます。

4.マダニに咬まれた際の対応について

野外活動後は入浴し、マダニに刺されていないか確認すること

マダニの咬着が認められた場合は、無理に自分で引っ張ったりせずに、ただちに皮膚科などでマダニの頭部が残らないように除去してもらうことも重要です。

マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は内科などで診察を受けてください。

このページに関するお問い合わせ


保健福祉部 保健センター
電話:04-7125-1188


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