ページ番号 1000344 更新日 令和6年8月5日
厚生労働省は、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛が特異的に見られたことから、副反応の発生頻度等がより明らかになり適切な情報提供ができるまで、積極的な接種勧奨を控えておりました。しかし、最新の知見を踏まえ、改めてHPVワクチンに特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ることが認められたため、令和4年度より積極的勧奨が再開となりました。
市としては、対象者及びご家族の方に、適切な情報提供のもとワクチンの接種について検討していただきたく、予診票は3回分のうち1回分のみを送付させていただきます。(なお、令和4年度対象者の方にはすでに送付しております。)予防接種を受けるかどうかの判断に迷われている方や、副反応の症状を不安に感じている方は、保健センターにご連絡ください。個別でご相談に応じます。
子宮頸がん予防ワクチンには「サーバリックス」と「ガーダシル」「シルガード9」の3種類があります
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ワクチン名 |
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サーバリックス |
ガーダシル |
シルガード9 |
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HPVの16型、18型の2つの型に対して感染予防効果を持つワクチン |
HPVの16型、18型の2つの型に加えて、尖圭コンジローマの原因となる6型、11型に対して感染予防効果を持つワクチン |
HPVの16型、18型の2つの型に加えて、ほかの5種類(31型、33型、45型、52型、58型)と尖圭コンジローマの原因となる6型、11型に対して感染予防効果を持つワクチン |
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1回目の接種を 15歳になるまでに受ける場合 (2回接種) |
1回目の接種を 15歳になってから受ける場合 (3回接種) |
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接種 回数 |
1回目 |
初回 |
初回 |
初回 |
初回 |
2回目 |
1か月後 (1回目から) |
2か月後 (1回目から) |
6か月後 (1回目から) |
2か月後 (1回目から) |
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3回目 |
6か月後 (1回目から) |
6か月後 (1回目から) |
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6か月後 (1回目から) |
【交互接種について】
【その他】
サーバリックス、ガーダシルを自費で接種する場合、約50,000円(3回分)、シルガード9は約100,000円(3回分)かかります。(参考価格)
【子宮頸がん】
子宮頸がんは近年20代から30代で増加しており、妊娠・出産に影響のある若い女性に発症しています。HPVが持続感染し、数年から十数年ののち前がん病変の状態を経て子宮頸がんを発症すると考えられています。性交経験のある女性であれば誰でも感染する可能性があります。
HPV感染症予防接種は子宮頸がんの原因として最も多いと言われる16型、18型は、サーバリックス・ガーダシル・シルガード9が感染予防効果を持ち、サーバリックスとガーダシルは子宮頸がんの原因の50パーセントから70パーセントを防ぎます。さらに、HPVの31、33、45、52、58型に対する感染予防効果を持つシルガード9は、子宮頸がんの原因の80パーセントから90パーセントを防ぎます。
しかし、ヒトパピローマウイルス感染症予防接種をしても感染を全て防ぐことはできません。20歳になったら子宮がん検診を受けましょう。
【尖圭コンジローマ】
尖圭コンジローマは、生殖器に良性のイボができます。原因となるヒトパピローマウイルスは6型、11型が90パーセント以上を占めます。一度発症すると高頻度に再発するため、繰り返し治療が必要となります。ガーダシルとシルガード9が予防効果を持っています。
従来の定期接種対象者 |
キャッチアップ接種対象者 |
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対象年齢 | 小学校6年生から高校1年生の女性 | 平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれ |
接種期限 | 高校1年生相当の3月31日 | 令和7年3月31日まで |
平成20年4月2日から平成21年4月1日生まれの女性の方の接種期限は令和7年3月31日まで
キャッチアップ対象者とは、接種勧奨を差し控えていた時期に定期接種の対象で接種をしていない方です。
接種を希望される方で予診票を紛失された方や、野田市に転入された方は、母子健康手帳をご持参のうえ保健センター4階または関宿保健センターへお越しください。
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健康子ども部 保健センター
電話(母子保健係):04-7125-1188
電話(健康増進係):04-7125-1189
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