クリミア・コンゴ出血熱にご注意ください
ページ番号 1009028 更新日
平成29年8月1日
クリミア・コンゴ出血熱とは
クリミア・コンゴ出血熱ウイルスによる出血熱を特徴とする感染症です。
主な症状
- 2日から9日の潜伏期ののち、発熱、関節痛、発疹、紫斑(出血)、意識障がいなどがあります。
感染経路
- ウイルスを保有したマダニに咬まれたり、感染動物(特にヒツジなどの家畜)と接触したりして感染します。
- 患者体液との直接的接触でも感染することがあります。
発生地域
- 中国西部、東南アジア、中央アジア、中東、ヨーロッパ、アフリカ
- 特に中央アジアや中東では、毎年患者が発生しています。
- 2016年はスペインで初めて患者が報告されました。
- 2017年、アフリカのモーリタニアで発生が確認されました。
治療方法
有効な抗ウイルス薬はないため、対症療法を行います。
医療機関を受診される際の注意(気になる症状が出た際には、医療機関を受診するようにしましょう)
クリミア・コンゴ出血熱を疑って医療機関を受診する際には、「いつ」「どこに渡航した」かを医師に伝えるようにしましょう。
感染予防のポイント
渡航中は、ダニに咬まれないよう注意してください。また、家畜などにもむやみに触れないでください。
- 野外活動をする際は、長袖・長ズボンを着用し、素足でサンダルを履かないなど、肌の露出を避けましょう。
- 家畜などにむやみに触れない。
このページに関するお問い合わせ
健康子ども部 保健センター
電話(母子保健係):04-7125-1188
電話(健康増進係):04-7125-1189
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