ページ番号 1000586 更新日 令和6年7月3日
醤油醸造家茂木佐平治家の邸宅として大正13年(1924)ごろに完成しました。昭和31年(1956)10月に当時の野田醤油(株)を経て市に寄付され、同12月24日に市民会館として開館しました。庭園に囲まれた純和風の趣きのある家屋は、瓦、柱などすべて特別に注文したものです。また、隣接する茶室「松樹庵(しょうじゅあん)」は、茂木佐平治家の先々代により、明治初期に元の茂木佐平治邸に建てられたものです。昭和初期に解体され、昭和43年(1968)には別の場所へ再築、その後、市が寄贈をうけてこの地へ移築し、昭和59年(1984)に市民の茶室として開庵したもので、茶会や歌会などに利用できます。平成9年に主屋と茶室が国の「登録有形文化財」になりました。また、平成20年に庭園が「登録記念物」になりました。
「松樹庵」は、令和2年12月より令和3年3月にかけて、こけら葺(ぶき)屋根の葺き替え工事を行いました。こけら葺は、木の薄板を幾重にも重ねて施工する日本古来の伝統工法で、その重要性からユネスコ(国連教育科学文化機関)無形文化遺産「伝統建築工匠の技 木造建築を受け継ぐための伝統技術」のひとつとして登録されています。いにしえから途絶えることなく伝統を受け継ぎながら工夫を重ねて発展してきた建築技術を間近に見ることのできる絶好の場となっています。
利用料金や利用時間については市民会館へお問い合わせください。
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生涯学習部 生涯学習課
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