ページ番号 1032360 更新日 令和3年8月12日
中央小学校の3年館・7年館は、旧東京市が関東大震災を契機として設計した「復興小学校」を範として昭和3年(1928)と昭和7年(1932)に建築された校舎です。「復興小学校」は、耐震耐火性能を重視しつつ児童主体の「新教育思想」を採り入れて設計された鉄筋コンクリート造3階建の校舎です。3年館と7年館には「復興小学校」の設計規格こそ用いられていませんが、校舎の内外には多くの装飾が施され、また、屋上のサンルームや外壁柱に換気用配管を備えるなど先進的な設備が装備されるなど、その設計思想を色濃く反映したものといえます。関東大震災という大災害にともなう建築史上の画期を表わしているとともに、「新教育思想」を反映した時代性や近代的・先進的校舎の建設をなしえた「醤油のまち野田」の地域性を表す貴重な文化財であり、大正6年(1917)に建築された旧正門を含めた歴史的建造物3件が「国土の歴史的景観に寄与しているもの・造形の規範になっているもの」として、令和3年に国の登録有形文化財に内定しました。
現在も教育の場として使用されているため、見学を希望される際には中央小学校(電話番号04-7122-2116)にお問い合わせください。
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生涯学習部 生涯学習課
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