ページ番号 1048329 更新日 令和7年8月12日
千葉県の北縁を流れる利根川の流域は江戸時代以来、銚子と江戸、また北関東一円をつなぐ舟運によって繁栄しました。野田市では、関宿地域がその要衝として栄え、野田地域が醤油の産地としてその恩恵を受けてきました。舟運の発達が流域の醸造業など産業の発展を促し、大小の河岸が形成されるとともに、さまざまな物資や人を運ぶ多様な形や大きさの川船が造られました。
なかでも利根川高瀬船は、江戸時代から昭和30年代まで活躍しました。また、利根川の支流や湖沼の周囲では、サッパ船(さっぱぶね)などと呼ばれる小型船が人々の日常生活に欠かせない交通手段でした。資料のうち110点が千葉県立関宿城博物館で所蔵する高瀬船(たかせぶね)の帆(ほ)・櫓(ろ)等の操船用具や、渡り板・淦汲み(あかくみ)等の船上用具のほか、船大工用具など、同館周辺の利根川中流域で使用された川船関係資料となっています。
令和7年3月に国の登録有形民俗文化財として登録されました。
員 数
656点 (川船8点、関連用具648点)
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