ページ番号 1038974 更新日 令和5年8月16日
野田市では、みどり豊かな自然環境(しぜんかんきょう)を次世代(じせだい)の子どもたちに残(のこ)していくために、さまざまな取組(とりく)みを進めています。
未来(みらい)を担(にな)う子ども達(たち)に、たくさんの生きものが生息(せいそく)、生育(せいいく)する自然環境(しぜんかんきょう)を残(のこ)していくことを目的(もくてき)に、令和5年3月に「第2期 生物多様性のだ戦略」を策定(さくてい)しました。
これから、一人一人が生物多様性を感じ、行動するため、生物多様性の重要性(じゅうようせい)をわかりやすく伝えるとともに、豊かな自然環境をいかしたまちづくりとして、生物多様性を「まもる」「いかす」「たのしむ」「つなぐ」という4つの基本方針(きほんほうしん)で進めていきます。
また、将来像(しょうらいぞう)には「私たちの暮らしを支えるみどりと生きものがつながるまち〜コウノトリもすめる自然なのだ〜」を掲(かか)げています。
野田市(のだし)では、首都圏近郊(しゅとけんきんこう)にありながら、豊(ゆた)かな自然環境(しぜんかんきょう)が残(のこ)っているという特長(とくちょう)をいかし、生物多様性(せいぶつたようせい)の保全(ほぜん)として、玄米黒酢(げんまいくろず)や冬期湛水水田(とうきたんすいすいでん)(ふゆみず田んぼ)による環境に優(やさ)しい農業(のうぎょう)、江川地区(えがわちく)での自然再生(しぜんさいせい)に取り組んできました。
こうした取組(とりくみ)により、市内(しない)の至(いた)るところでホタルやドジョウなどたくさんの生きものが戻(もど)ってきました。これらの経験をいかし、生きものがたくさんすめるような環境づくりを目指しました。
そこで、生物多様性の保全(ほぜん)を継続(けいぞく)し、広域的(こういきてき)に連携(れんけい)しながら拡大(かくだい)して取り組むために、 希少性(きしょうせい)が高(たか)くかつ親近感(しんきんかん)が持(も)て効果(こうか)が分かりやすいシンボルが必要(ひつよう)と考(かんが)え、明治時代(めいじじだい)の銃(じゅう)による乱獲(らんかく)や農薬(のうやく)の使用(しよう)など人間(にんげん)の活動(かつどう)が主(おも)な原因(げんいん)となり、一度(いちど)は絶滅(ぜつめつ)した国の特別天然記念物(とくべつてんねんきねんぶつ)であるコウノトリを生物多様性のシンボルとして、飼育(しいく)・放鳥(ほうちょう)・野生復帰(やせいふっき)に取り組んできました。
コウノトリが年間(ねんかん)を通(つう)じて生(い)きることができれば、その地域(ちいき)の水田(すいでん)、用水路(ようすいろ)、河川(かせん)などはコウノトリやピラミッドの下(した)にいるいろんな生きものが生息(せいそく)できる豊(ゆた)かな環境(かんきょう)ということになります。
つまりコウノトリがすめる環境(かんきょう)は生きものがたくさんいる環境(かんきょう)となり、人にとっても、安心・安全な環境の証明(しょうめい)となります。
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自然経済推進部 みどりと水のまちづくり課
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