ページ番号 1040544 更新日 令和6年2月13日
SDGsとは、2015年に採択（さいたく）された「持続可能(じぞくかのう）な開発目標（かいはつもくひょう）（Sustainable Development Goals)」という英語（えいご）の頭文字（かしらもじ）をつなげた言葉（ことば）です。
難（むず）しい言葉（ことば）が並（なら）んでいて少（すこ）し分（わ）かりにくいかもしれませんが、簡単（かんたん）に説明（せつめい）すると、、、
世界（せかい）のすべての人（ひと）が取（と）り残（のこ）されずに、安心（あんしん）で安全（あんぜん）な生活（せいかつ）をするために、環境問題（かんきょうもんだい）や貧困（ひんこん）、差別（さべつ）など、さまざまな問題（もんだい）を解決（かいけつ）、改善（かいぜん）することを目指（めざ）してできた全世界共通（ぜんせかいきょうつう）の目標（もくひょう）のことです。
また、SDGsは17の目標（もくひょう）を掲（かか）げ、2030年までに目標（もくひょう）を達成（たっせい）することを目指（めざ）しています。
SDGsには17の目標（もくひょう）が設定（せってい）されています。
17の目標は、その中（なか）でも、5つのカテゴリに分（わ）けることができます。
1.人間(にんげん）（People）
貧（まず）しさを解決（かいけつ）し、健康（けんこう）でお互（たが）いを大切（たいせつ）にする。
2.豊（ゆた）かさ（Prosperity)
経済的（けいざいてき）に豊（ゆた）かで、安心（あんしん）して暮（く）らせる世界（せかい）にする。
3.地球（ちきゅう）（Planet)
自然（しぜん）を大切（たいせつ）にして、地球環境（ちきゅうかんきょう）を守（まも）る。
4.平和（へいわ）（Peace)
争（あらそ）いや戦争（せんそう）をなくし、平和（へいわ）な世界（せかい）にする。
5.パートナーシップ（Partnership)
世界（せかい）のすべての人（ひと）が「よりよい未来（みらい）」のために協力（きょうりょく）する。
このように、17の目標（もくひょう）は「5つのP」に分（わ）けることができます。
目標1：貧困（ひんこん）をなくそう
食（た）べものや水（みず）、住（す）む家（いえ）、教育（きょういく）など生活（せいかつ）に欠（か）かせないものを受（う）けられなくて困（こま）っている人をいなくすること。
目標2：飢餓（きが）をゼロに
食（た）べものや水（みず）がなくて、十分（じゅうぶん）にごはんを食（た）べられない人がいなくなるように、野菜（やさい）やお肉（にく）をたくさん作（つく）れるような環境（かんきょう）をつくること。
目標3：すべての人（ひと）に健康（けんこう）と福祉（ふくし）を
みんなが元気（げんき）に過（す）ごせるように、病院（びょういん）に行（い）けたり、お薬（くすり）をもらえる環境（かんきょう）をつくること。
目標4：質（しつ）の高（たか）い教育（きょういく）をみんなに
世界（せかい）には勉強（べんきょう）をしたくてもできない人がたくさんいるため、みんながたくさん勉強をできるような環境（かんきょう)をつくること。
目標5：ジェンダー平等（びょうどう）を実現しよう
性別（せいべつ）に関（かか）わらず、その人の考（かんが）え方（かた）や個性（こせい）を大切（たいせつ）にすること。
目標6：安全（あんぜん）な水（みず）とトイレを世界中（せかいじゅう）に
世界（せかい）では、水道（すいどう）の整備（せいび）がされておらず、きれいな水を使（つか）えない地域があるため、きれいな水を必要（ひつよう）な時（とき）に使えるようにすること。
目標7：エネルギーをみんなに そしてクリーンに
世界（せかい）には電気（でんき）やガスが使（つか）えない地域（ちいき）があります。どの地域（ちいき）でも電気（でんき）などのエネルギーを使（つか）えるようにすること。
目標8：働（はたら）きがいも経済成長（けいざいせいちょう）も
仕事（しごと）をしている人（ひと）が、楽（たの）しく働（はたら）き、お給料（きゅうりょう）も安定し、人間（にんげん）らしい生活（せいかつ）を送ること。
目標9：産業（さんぎょう）と技術革新（ぎじゅつかくしん）の基盤（きばん）をつくろう
世界（せかい）で、道路（どうろ）や学校（がっこう）、公園（こうえん）、病院（びょういん）など生活（せいかつ）に必要（ひつよう）な設備（せつび）を整（ととの）えること。
目標10：人（ひと）や国（くに）の不平等（ふびょうどう）をなくそう
みんなが安全（あんぜん）に生活（せいかつ）するために、国や地域（ちいき）に関（かか）わらず、法律（ほうりつ）や政策（せいさく）で不平等（ふびょうどう）をなくすこと。
目標11：住（す）み続（つづ）けられるまちづくりを
みんなが住（す）みやすいまちをつくるために、一人ひとりが協力（きょうりょく）すること。
目標12：つくる責任（せきにん）つかう責任
本当（ほんとう）に必要（ひつよう）な分（ぶん）だけ物（もの）を作（つく）り、必要な分だけ物を使（つか）いましょう。
目標13：気候変動（きこうへんどう）に具体的（ぐたいてき）な対策（たいさく）を
現在（げんざい）、地球温暖化（ちきゅうおんだんか）により地球（ちきゅう）の温度（おんど）が上（あ）がっています。世界（せかい）の国々（くにぐに）が協力（きょうりょく）して対策（たいさく）を行（おこな）うこと。
目標14：海（うみ）の豊（ゆた）かさを守（まも）ろう
海（うみ）をきれいにして、生（い）きものを守（まも）ること。
目標15：陸（りく）の豊（ゆた）かさも守（まも）ろう
森（もり）や山（やま）、生（い）きものがすめる環境（かんきょう）を守っていくこと。
目標16：平和（へいわ）と公正（こうせい）をすべての人（ひと）に
争（あらそ）いや犯罪（はんざい）、暴力（ぼうりょく）をなくし、平和（へいわ）な世界（せかい）にすること。
目標17：パートナーシップで目標（もくひょう）を達成（たっせい）しよう
世界（せかい）のみんなが協力（きょうりょく）して、このゴールを達成（たっせい）すること。
上（うえ）の17の目標（もくひょう）のうち、生物多様性（せいぶつたようせい）と直接（ちょくせつ）、関（かかわ）りを持（も）つものは、、、
目標（もくひょう）13.14.15の3つしかありませんが、下（した）の図（ず）のとおり、実（じつ）はこの4つの目標（もくひょう）が、そのほかすべての目標（もくひょう）を下（した）から支（ささ）えていて、SDGsを達成（たっせい）するための基盤（きばん）となっています。
［画像］ウェディングケーキモデル(70.9KB)わたしたちの生活（せいかつ）には、自然（しぜん）のめぐみから作（つく）られている水（みず）、食料（しょくりょう）、燃料（ねんりょう）、衣服（いふく）などが欠（か）かせません。また、森林（しんりん）や河川（かせん）など豊（ゆた）かな自然（しぜん）を守（まも）ることは、自然災害（しぜんさいがい）の軽減（けいげん）や地球温暖化（ちきゅうおんだんか）の防止（ぼうし）など、わたしたちが安心（あんしん）して暮（く）らせる環境（かんきょう）の確保（かくほ）につながります。
そのため、「生物多様性（せいぶつたようせい）を守ることは、 わたしたちの生活（せいかつ）を守ること」にもつながっています。
生物多様性の保全（ほぜん）ができていなければ、SDGsの17の目標（もくひょう）を達成（たっせい）することは難（むずか）しくなります。
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自然経済推進部 みどりと水のまちづくり課
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