ページ番号 1000662 更新日 令和4年11月10日
近隣で助け合うという風習が残っている地域や、高齢者世帯への訪問による見守り活動が実施されている地域もありますが、まだまだ地域から孤立して生活している人もおり、全国的にも誰にも看取られず、自宅などで亡くなり、長期間放置されて見つかる「孤立死」が年々増加しています。
そこで、野田市では、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし続けるために地域の自治会や民間事業者等の協力を得て、孤立死につながりやすい人を見つける手がかりや人とのかかわりを拒否する人をさりげなく見守り、地域住民の家庭の異変を発見した場合に適切な支援につなげることを目的に、孤立死防止対策をすすめています。
自治会及び民間事業者等(東京電力株式会社、野田ガス株式会社、各新聞販売店、水道部検針委託業者、野田市内の郵便局、生活協同組合コープみらい、生活協同組合パルシステム千葉、株式会社セブン-イレブン・ジャパン、株式会社シニアライフクリエイト、藍澤証券株式会社春日部支店、ワタミ株式会社、公益社団法人千葉県LPガス協会野田支部)、民生委員児童委員協議会
自治会のみなさまや協定を締結した民間事業者等は、日常生活や日常の業務の範囲内において、地域住民に関して何らかの異変を察知した場合、速やかに野田市役所生活支援課(以下「野田市」という。)に連絡します。
連絡を受けた野田市は、民生委員児童委員に連絡します。野田市と民生委員児童委員は、速やかに状況を確認し、支援等が必要と判断された場合には、関係機関と協議して必要な支援を行うものとします。
ただし、緊急性がある時は、速やかに警察署、消防署に連絡してください。
新聞受けや郵便入れに、新聞や郵便物がたまっていた場合(おおむね3日以上)、室内で何らかの異変を知らせるサインの一つです。宅配便の不在伝票が何枚もドアのすき間にはさんである場合も同じです。
ただし、泊りがけで長期の旅行に出かけて、単なる留守というケースも考えられますので、サインの一つと受け止めましょう。
雨戸・カーテンや洗濯物は外部からは分からない家庭の様子を知る上で、一番の手がかりとなります。
たとえば、雨戸・カーテンが昼間でも何日も閉まったまま、反対に夜になっても開けたままになっていたり、洗濯物が夜になっても干したまま、反対に天気が良いのに3日も4日も続けて洗濯物が干してなければ、サインと受け止めましょう。
夜間に屋内の電灯がついているかどうかも、外から家の内部を探る貴重なサインとなります。日が暮れていつものように電灯がついていれば、問題はありませんが、もしも幾日も続けて昼間電灯がついたまま、あるいは幾晩も続けて電灯がついていなければ、サインと受け止めましょう。
ごみの回収日に、いつものとおりごみが出してあれば心配はありません。近所の方と普段からコミュニケーションをとるように心がけておくと、例えば「近頃、ごみ出し場でみかけなくなった。」など最近の様子を教えてもらうこともできます。
異変を察知するサインの一つとして、顔を見せなくなるということがあります。以前は、頻繁にあるいは定期的に姿を見せていた買い物先、自治会活動、趣味の集まり、病院などに、急に現れなくなったら、何らかの危険の兆しがあると思われます。
注:その他日常と明らかに様子が違う状態の場合、異変のサインの可能性があります。
注:地域の家庭に異変を感じたら、速やかに野田市にご連絡ください。
事例1:
自治会の方から 自治会内の独居高齢者の見守りを続けていたところ、普段は開く雨戸が開かないことに気づき、地域包括支援センター職員とともに訪問し、本人が衰弱している状態を確認し、必要な支援を行った。
事例2:
水道検針員の方から 「検針に行ったところ、門が施錠されていたため敷地に入れず検針できなかった。再度検針に行ったところ、雨が降っているのに2日続けて同じ洗濯物が干したままになっていたので、居住者の安否確認をして欲しい。」
(この世帯は2人世帯で、1人は高齢者施設に入所中で、もう1人は長期外出中であることが確認できた。)
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福祉部 生活支援課
電話:04-7199-2573(社会係)
電話:04-7123-1091(保護係)
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