市内小中学校5校の放射線量について

ページ番号 1009959 更新日  平成29年2月25日


市内の小中学校5校の屋上で高い放射線量が測定されましたが、生活空間である校庭等は定期的に放射線量を測定し、基準値を超える数値はありませんので、安全性は確保されています。 

 野田市は、平成24年3月、放射能に対する感受性が高い子どもに配慮し、国より厳しい測定高5センチメートルで毎時0.23マイクロシーベルトを除染基準とする野田市独自の「野田市放射性物質除染計画」を策定し、子ども関連施設を優先して除染に取り組み、25年5月にすべての除染を完了しております。

 その後も、年に一度以上、各公共施設の測定を実施し放射線量を監視しており、市の基準値以上の数値が出た場合には、速やかに除染を行うこととしております。

 そうした中、平成29年2月に柏市の市立体育館の敷地において、植え込みから高い放射線量が確認されたとの報道を受け、2月17日から約300の公共施設を対象に、側溝汚泥や落ち葉の集積場が放置されていないか一斉点検を実施し、放置されている場合には、放射線量を測定する作業を進めており、現在、測定が必要と報告された場所は数か所ですが、いずれも基準値を超える場所はありません。

 しかし、小中学校の太陽光パネル屋根貸事業の実施に伴い、前もって2月14日と16日に、事業対象の小中学校12校の屋上側溝に堆積した汚泥の空間線量を測定高5センチメートルで測定したところ、毎時0.23マイクロシーベルトの基準値を超える学校が5校あることが判明しました。

 この5校については、採取した汚泥を2月23日に市職員が簡易検査を実施し、放射性セシウム濃度(いわゆるベクレル量)を測定しましたが、二ツ塚小学校1校が廃棄物を安全に処理するための基準値である1キログラム当たり8,000ベクレルを超え、15,750ベクレルでありました。
 同校の汚泥は、約5立方メートルほど堆積しておりましたが、22日には撤去し、今後、特措法に基づき指定廃棄物としての手続きを進めます。
 なお、残りの屋上のある小中学校17校及び市立幼稚園2園の屋上は、2月23日に空間線量を測定しましたが、毎時0.23マイクロシーベルトを超えた学校、幼稚園はありませんでした。

 市では、毎時0.23マイクロシーベルトの基準値を超えた5校は、以前より児童生徒に屋上への立ち入りはさせていないこと、全ての小中学校で生活空間として行動している校庭や、マイクロスポットとなりうる雨どい下や集水マスについては、空間線量を測定し、現在まで基準値を超える数値が測定されたことはないため、安全性は確保されております。

 また、その他の市の施設の屋上についても3月末を目途に測定作業を進めており、基準値を超えた場合には、学校等と同様に対応してまいります。

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