ページ番号 1031724 更新日 令和3年5月31日
みなさま、こんにちは。私は、コウノトリの飼育を見守っている職員です。と同時に、二人の子どもを持つ母親です。
令和3年5月7日に、こうのとりの里に可愛いヒナが2羽誕生しました。
コウノトリのヒナは巣の中で、卵から生まれます。生まれたら、親鳥にエサを運んできてもらい、そのエサを巣の中で食べます。その後、グングン大きくなって、約2か月で巣から降ります(巣立ち)。巣立ちをすると、親と子はそれぞれでエサをとることになります。子どもが甘えても、親がエサを与えることはありません。子どもは仕方なく?自分でエサを探します。こうやって、コウノトリは親から離れていきます。
このように、コウノトリの子育ては、わずか60日で終わってしまいます。
ただ、たったの60日ですが、親鳥はずっとヒナに愛情を注いでいます。エサをもらうだけでなく、日が差すときには影を作ることもあります。親鳥の様子を見ていると、子育てに大事なことは愛情たっぷりに育てることだなと思います。
これからも、コウノトリ流の子育てのように、子ども達が愛情を感じてくれるような子育てを続けたいと思います。
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