マイ・タイムラインを作ろう

ページ番号 1039238 更新日  令和6年10月15日


マイ・タイムラインとは

マイ・タイムラインとは、台風等での大雨によって起きる洪水や浸水のような進行型の災害が発生するおそれがある際に、「いつ」、「なにをするのか」を整理した個人の防災行動計画です。
台風の接近などにより、野田市に流れる河川(利根川や江戸川など)の水位が上昇して洪水が発生する場合などを想定し、自身の防災行動をあらかじめ時系列で整理した、マイ・タイムラインを作成しておくことで、いざという時に慌てることなく避難行動をとることができ、自分や家族の生命を守ることに繋がります。

マイ・タイムライン作成のメリット

マイ・タイムラインを作成することで以下のことを確認することができます。

 (1)自宅や会社等の浸水リスクを確認できる
 (2)避難先や避難先までの時間を確認できる
 (3)避難行動や各防災行動の開始タイミングを確認できる
 (4)平時の備蓄や避難時に必要な持ち物が確認できる
 (5)災害時に収集すべき情報を確認できる

マイ・タイムラインの作成方法

マイ・タイムラインの作成方法の詳細は、洪水ハザードマップ冊子13から16ページに記載していますので、以下PDFをご確認ください。

 用意するもの

  1. 各種ハザードマップ(洪水・土砂災害)
    野田市で作成しているハザードマップを活用し、自宅や近くの避難所が浸水想定区域や土砂災害警戒区域に位置していないかを確認します。
  2. マイ・タイムライン(ひな形)
    野田市洪水ハザードマップに1部付属しているほか、以下リンクからも様式をダウンロードすることができます。
    注:様式は任意のため、ご自身で他の様式を活用いただくことも可能です。
  3. 筆記用具

ステップ1 住む場所の特性や家庭の状況を確認しよう

最初に自分の住む場所や避難場所は、洪水が発生した際に浸水想定区域内に位置するのか、「野田市洪水ハザードマップ」で確認しましょう。
自宅付近が浸水想定区域に位置する場合には、市から避難情報が発令された場合に、安全な場所へ避難する必要があります。自宅から市内の洪水対応の指定避難所に避難するのか、もしくは市内および市外の知人や親戚宅などに避難するのかによって避難に要する時間や避難経路が変わりますので、最初に確認することが重要です。
また、家族の中に高齢者や妊婦など、避難に時間が掛かる方や配慮が必要となる方はいませんか。いる場合には、常備薬や母子手帳などの個人で必要なものを非常持ち出し品として準備することや、早めの避難行動をとることが必要です。

なお、自宅が浸水想定区域外に位置する場合は、避難所への避難を控え、在宅避難をお願いします。

ステップ2 避難する場所と避難開始のタイミングを確認しよう

自分が住む場所の特性などを理解したら、次に避難する場所(避難先)を決めてください。
避難場所として考えられるのは、洪水対応の指定避難所や市内および市外の知人や親戚宅、ホテルなどです。ライフスタイルや家族構成を考慮して生活しやすい避難場所について、ご家族と話し合いながら考えてみましょう。

避難場所が決まったら、避難場所までの所要時間と避難開始のタイミングについて検討します。家族に避難の配慮が必要な方(高齢者・妊婦など)がいる場合や避難場所までの距離が遠く移動に時間が掛かる場合と、そうでない場合とで、避難開始のタイミングは変わりますので、避難情報や気象情報をもとに、いつ避難を開始するか考えましょう。

(検討例)

〇自身または家族が高齢者であり、県外の親戚宅(車で30分)へ避難する場合

市から注意喚起のまめメールが配信された段階で、非常用持ち出し品及び避難経路の再確認を行い、市が発令する「高齢者等避難(レベル3)」の段階で親戚宅へ車で避難を開始する。

〇自身が自主防災組織の役員であり、地域に住む要配慮者の方へ声掛けを行う必要がある場合

洪水注意報が発表された段階で、自主防災組織内で役割分担を再確認しておき、「高齢者等避難(レベル3)」が発令された段階で、地域に住む要配慮者へ避難の呼びかけを行う。
「避難指示(レベル4)」が発令されたら、地域住民とまとまって近くの指定避難所へ避難を開始する。

  注:市外に避難する場合には、わがまちハザードマップ等で避難先のハザードマップをご確認ください

ステップ3 考えた内容を書き込んでマイ・タイムラインを完成させよう

自宅の浸水状況や避難開始のタイミングなどの確認ができたら、ステップ2で確認した内容(避難場所や避難開始のタイミング)と、それ以外に必要となる防災行動(避難の準備、持ち出し品の準備、家族への連絡、情報収集等)を考え、実際にマイ・タイムラインの「私と家族の行動」欄へ自分の避難行動計画を書き込んでみましょう。記入の際は、自分や家族がとる行動ごとに所要時間を記載し、避難準備から避難完了までにかかる所要時間を把握することで、災害が発生したときに慌てずに行動することができます。
また、非常持ち出し品の準備ではその品名を、情報収集では確認先・確認方法等を具体化しておくことも重要です。
なお、地域の中で避難の呼びかけや、要配慮者と同行避難をするなど役割を担っている方は、最下段にある「地域の行動」欄にも忘れず記載してください。

[画像]マイ・タイムライン(記載例_洪水ハザードマップ冊子_15ページ抜粋) (156.0KB)

注意事項

洪水・土砂災害は自然現象であるため、必ずしも作成した「マイ・タイムライン」どおりに事態が進行するとは限りません。
また、作成した「マイ・タイムライン」どおりに行動すれば、必ずしも安全とは限りません。
そのため、実際に作成したマイ・タイムラインを使用する際には、以下の点に注意しましょう。

〇災害時は、こまめに気象情報や避難情報等を収集・確認する

〇作成したマイ・タイムラインと収集・確認した気象情報や避難情報等を見比べながら、  必要に応じて早めの避難行動をとる

関連情報


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このページに関するお問い合わせ


市民生活部 防災安全課
電話:04-7123-1083



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